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プラス思考が子どもを伸ばす

 人には、大きく分ければ、物事を楽観的に考えるか、悲観的に考えるかの二つのタイプがありますね。例えば、自分の子どもがテストで50点を取ってきたとします。こんな時、母親なら子どもに、『どうしてなの?ショックだわ』と嘆くか、『まあ、こんなときもあるわ、この次、頑張ればいいよね』と励ますかでしょう。そんな母親の気持ちが、子どもには想像以上にストレートに伝わってしまいます。

 前者のように言われれば、子どもは萎縮してしまうか、逆に、ふてくされてしまいかねません。でも、後者のようであれば、子どもは内心『しまった!』と思っていたのに、母親がさばさばしていたので、ホッとして、今度は頑張ろう!という気持ちになるというものです。

 このように、親の態度や気持ちは子どもに強く影響しますし、その結果、子どもの感情も両極に揺れてしまうのです。これは、テストだけではありません。日常生活の様々な場面でありますよ。例えば、運動会の徒競走での着順や、製作展での作品など、友だちと比較されることが少なくないでしょう。

心の動きは、何か不安や悩みを抱えていると、どうしてもマイナス思考にブレてしまいがちです。両親が明るくポジティブな態度をとることで、子どもはどんなにか救われるかわかりません。

日頃から健康で、穏やかな家庭生活の基盤があってこそプラス思考になります。心したいものですね。

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