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キレる子を作らない食事とは・・・

 最近は、小学校低学年の子どもや幼児の中にさえも突然キレて暴れる子どもが出現してきています。恐ろしいことですね。キレる原因はいくつか考えられますが、日常の食事も影響していることはご存知でしたか。

 どうやらスナック菓子や清涼飲料水などのとりすぎがひき起こすカルシウム不足が原因の一つのようです。骨や歯の成長に欠かせないカルシウムの不足が「キレる」ことにも関係しているのです。カルシウムが不足すると神経や脳の安定した状態の維持が難しくなり、イライラ、情緒不安定、神経の興奮が抑えられないなどの現象につながりやすくなるのです。

 スナック菓子の中には、リンが多く含まれています。このリンはカルシウムが大好きで、体内で80%のリンがカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯を作っています。しかし、リンをたくさんとりすぎると、そのリンがカルシウムと結合したいため、逆に骨のカルシウムを溶かしてしまい、結果として体内にカルシウム不足の状態を起こしてしまうのです。一方、清涼飲料水の多くにはリンに加えて糖分が多く含まれています。糖分のとりすぎもカルシウムの排泄量を増やしてしまうため、カルシウム不足の要因になることが知られています。

 やはり健康に良い食事には、納豆や魚介類などの良質の蛋白質、緑黄色野菜のビタミン類、芋や米などの炭水化物、ひじきやわかめなどビタミンや鉄分といったものを含む食品がよいと言われます。そうなりますと、和食中心の食事が有利ですね。健康な生活を維持し、キレない子どもを作るために、スナック菓子や清涼飲料水の摂取はほどほどにするとともに、和食中心の食生活への見直しも有効ではないでしょうか。

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