秋の落ち葉や木の実などを使って、楽しく遊んだり、お部屋の飾り物を作ったりしてみませんか。どれも簡単で出来上がりもすてきな物ばかり!親子でチャレンジしてみましょう。
案・イラスト/おさだのび子 構成・文/井上幸
落ち葉は両面をふいて、汚れを落としておきます。ドングリは水につけ、汚れを落とします。虫に食べられている物は浮かんでくるので、取り除きましょう。水につけたドングリは、新聞紙などの上に広げて、日陰でよく乾かします。穴を開けるドングリは、水につけた後、乾燥させずに使いましょう。
音の出るおもちゃを作って、にぎやかに遊びましょう。歌に合わせて、リズムをとっても楽しいですね。
ドングリマラカス
●用意するもの
ドングリ、ペットボトル、油性ペン
ペットボトルにドングリを入れて、ふたをする。ペットボトルには油性ペンでイラストをかく。
ドングリに「あたり」や「はずれ」、「大吉」や「小吉」などの文字を書いて、くじやおみくじにしてもおもしろいよ!
でんでんうちわ
●用意するもの
ドングリ、きり、ひも、うちわ
1.きりで、ドングリに図のように穴を開ける。穴にひもを通して、結び目を作る。
2.うちわの両サイドに、きりで穴を開け、1を結ぶ。
※きりを使うときは、大人が行いましょう。
うちわに色紙をはったり、好きな絵をかいたりしてもかわいいね。
友達や家族の人と手作りのこまで対決!よく回るこまができるかな。
ドングリこま
●用意するもの
ドングリ、粘土、きり、つまようじ、接着剤、サインペン(水性顔料インク)
1.ドングリを逆さまにして粘土で固定し、底の中心にきりで穴を開け、接着剤を垂らしてつまようじを刺す。
2.接着剤が乾いたら、サインペンで好きな模様や顔などをかく。
形のバランスのよいドングリを使うと、こまがよく回ります。
落ち葉のこま
●用意するもの
落ち葉、ダンボール、コンパス、はさみ、きり、鉛筆、接着剤、紙
1.きりで、ドングリに図のように穴を開ける。穴にひもを通して、結び目を作る。
※コンパスやきりを使うときは、大人が行いましょう。
2.1全体にバランスよく、接着剤で落ち葉をはる。5~7cmほどの鉛筆を、穴に3~4cmほど差し込んで接着剤で固定する。
紙の上でこまを回そう。線がかけるよ。クレヨンや色鉛筆を軸にすると、カラフルな線がかけておもしろい!
秋の植物で部屋の中をデコレーション。風に揺れるモビールやつるし飾りで、華やかになります!
モビール
●用意するもの
マツボックリ、落ち葉、モール、両面テープ(強力タイプ)、枝、ひも、画びょう
1.マツボックリに図のようにモールを巻き付ける。落ち葉は裏側に両面テープをはる。
2.モビールの軸となる枝に、まずひもだけを結び付ける。画びょうなどでどこかに固定した状態で、バランスを調整しながら、1をひもに付けていく。画びょうを外し、好きな場所に飾る。
モビールのバランスをとるためには、枝にひもだけ結び、飾りを後から付けることが大切!飾りの付いた状態で枝に付けると、バランスをとることが難しくなります。
つるし飾り
●用意するもの
落ち葉、リボン、両面テープ(強力タイプ)
好きな長さのリボンを用意する。落ち葉に両面テープをはって、リボンを挟むように2枚をはり合わせる。
両面テープが葉に付きにくいときには、接着剤やホッチキスを使ってもOKです。
たくさんドングリを拾って、オリジナルカレンダーを作ってみましょう!
壁掛けタイプ
●用意するもの
ドングリ、落ち葉、サインペン(水性顔料インク)、ダンボール、カッター、接着剤、ひも、セロハンテープ
1.ドングリにサインペンで1~31までの数字を書く。
2.ダンボールをドングリ型に切り、帽子の部分に落ち葉をはる。ダンボールで「○月」と書いた札を作り、はる。
※カッターを使うときは大人が行いましょう。
3.2に1のドングリを接着剤ではり、乾いたら、輪にしたひもを結び目を下にして付ける。
置くタイプ
●用意するもの
ドングリ、サインペン(水性顔料インク)、練り消しゴム、かまぼこ板
1.ドングリにサインペンで、1~31までの数字(1~12は2個ずつ)と、「月」「日」の文字を書く。
2.練り消しゴムをパチンコ玉サイズに丸めて、軽くつぶし、中央を少しへこませてドングリを載せ、かまぼこ板に並べる。
使わない数字は箱などに入れておきましょう。
ハロウィンなどのパーティーのときにぴったりの飾りです。飾るだけで楽しい雰囲気が漂います!
●用意するもの
落ち葉、風船、ひも、両面テープ、セロハンテープ
1.膨らませた風船にひもを結ぶ。
2.お化けやがい骨の顔に見立てて、1に落ち葉をはり、天井などからつるす。
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