いよいよ夏到来! 暑さに負けず、子どもと一緒に思い切り遊んで、夏を満喫したいものですね。そこで今回は、夏を感じられる遊びを紹介します。
監修/松村弘美(アトリエ自遊楽校)
構成・文/小菅由美子 イラスト/伊藤美樹
身の回りの物を使って工夫すれば、水遊びがぐっと楽しくなります。
※竹ぐしを使うときは、大人が注意して見守りましょう。
ペットボトルのキャップにきりや目打ちで穴を開けて、水を入れます。穴から出てくる水で、地面にお絵かき!
水彩絵の具を水に溶いて、色水を作ります。
透明の水を入れたペットボトルを振るだけで、あら不思議!きれいな色水になりますよ。
子どもにも簡単にできるので、お誕生日会などの機会に、ぜひお友達に披露してみましょう!
やり方
①ペットボトルのふたの裏に、好きな色の絵の具を塗っておく。
②水を入れて①のふたをしたペットボトルを見せて、「普通の透明の水ですね」と確認する。
③「チチンプイプイ、◯◯色の水になあれ!」などと言いながら、ペットボトルを振る。
④ふたの裏に塗った絵の具が溶けて、水に色が付く。
ストローのほか、いろいろな形の道具を使って、いろいろなシャボン玉を作ってみましょう。
シャボン玉液を用意します。自分で作る場合は、下記の割合で混ぜ合わせます。
ストローの先に切り込みを入れて開いたり、ストローを何本も束ねたりしてみましょう。どんな形のシャボン玉ができるでしょうか?
※ストローの切り込み部分は、鋭利になっていて大変危険です。口に入れないように注意しましょう。
※2~3歳児は、シャボン玉液の誤飲に注意しましょう。
モールを輪にして、割りばしを付けた物を作ってみましょう。モールはシャボン玉液をたっぷり含むので、大きなシャボン玉が作れます。
穴が開いている物ならなんでもOK!身近な道具を使って、シャボン玉を作ってみましょう。
※おろし金を使うときは、けがをしないよう注意しましょう。
シャボン玉は、割れやすいものですが…。ちょっとしたコツでてのひらで弾ませることができます。
気温や湿度などの環境によっても成功率が変わります。いろいろ試しながら、弾むシャボン玉を作ってみましょう。
コツ1
シャボン玉液に、洗濯のりの半量のガムシロップやグリセリン(薬局で売っています)を混ぜると、シャボン玉の皮膜がより丈夫になります。
コツ2
よく弾ませるには、皮膜の厚いシャボン玉を作ることが大切!ギリギリまで膨らませず、程よい大きさのシャボン玉を作りましょ
う。シャボン玉が虹色になったら膨らませすぎです。
コツ3
シャボン玉が手にくっついてしまわないように、軍手や手袋をして、優しくシャボン玉を弾ませましょう。
川辺など、石がたくさんある場所へ出掛けたら、石遊びをしてみましょう。
石を高く積みましょう。より高く積めた人の勝ち! どうすれば積み上げやすいか、石の形や積み上げ方をいろいろ試してみましょう。
お気に入りの石を拾って、おにぎり、車など、何に見えるか想像してみましょう。油性ペンで色を塗って、思い出の一品に。
石を回転させながら投げて、水面を弾ませます。何回弾ませられるでしょうか?
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