最近の子どもは、おもちゃやゲーム機などでひとり遊びすることが多くなりがち。でも、大人や友達と、体を使って遊ぶおもしろさを体験すれば、すぐに夢中になります。そしてそのことは、子どもの発達にとてもよい影響があるのです。
遊び歌のように、リズムに合わせて一緒に唱えたり、体に触れたりする遊びは、肌のぬくもりや同調していく心地よさを感じられるもの。そうやって「安心できる」と感じる体験を重ねることは、人間への信頼感をはぐくみ、子どもの健やかな成長につながります。
また、けん玉やあやとり、お手玉のような手先を使う遊びでは、「上手にできるようになりたい」「もっと楽しく遊びたい」と一生懸命に取り組むことを通して、自然と集中力が育ちます。その力は、大きくなって、やりたいことに挑戦しようとするとき、必ず役に立つでしょう。
昔ながらの手遊びは、みんなで声を合わせているだけで楽しい気持ちになれるもの。手と手を触れ合わせる心地よさも感じられます。ちょっとしたすきまの時間や、子どもが飽きてしまったときに、気を紛らわせるのにも役立ちます。
1人が親になり、みんなで輪になって手の甲を上に向けて両手を出す。
「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」と言いながら、親がみんなの手を順番にタッチしていく。「な」のときにタッチされたら手を裏返す。親は隣の手から同じことを繰り返す。
裏返した手がもう一度「な」でタッチされたら手を引っ込める。親は引っ込んだ手を飛ばして、同じことを繰り返し、最後まで手が残った人が負け。
親子のスキンシップにもってこいの遊び。 最後の「こちょこちょこちょ〜」で思いっきりくすぐってあげると、子どもは「きゃーきゃー」と大喜びします。大きな子は、役割を交代してみても。
人差し指で、てのひらに線を引く。
てのひらをくすぐる。
てのひらを軽くたたく。
てのひらを軽くつねる。
人差し指と中指を足に見立てて、肩の方に向かって腕をとことこと上っていく。
両手で子どもを思いっきりくすぐる。
昔ながらの手遊びは、みんなで声を合わせているだけで楽しい気持ちになれるもの。手と手を触れ合わせる心地よさも感じられます。ちょっとしたすきまの時間や、子どもが飽てしまったときに、気を紛らわせるのにも役立ちます。
左手を開いて人差し指から小指をそろえ、右手で左手を図のように握る。右手の親指と左手の親指を伸ばして耳を作り、左手の小指を口のように開いたり閉じたりする。
お手玉を握ったときのふんわりした感触や、中身のじゃらじゃらとこすれ合う音は、なんとも心地よく、懐かしい気持ちになるもの。投げ上げて受け止めるという単純な動作が、器用さや集中力をはぐくみます。
両手に1 つずつお手玉を持ち、右手のお手玉を左の手の方に高く上げる。
お手玉が空中にあるうちに、左手のお手玉を右手に移す。
空になった左手でお手玉をキャッチする。この動きを連続して行う。
お手玉を床に置く。右手で1つをつかんで投げ上げて、右手の甲でキャッチする。
右手の甲にお手玉を載せたまま、「♪お馬の〜」と言いながら、左手で別のお手玉を1つつかむ。
「♪乗り換え」と言いながら、左手でつかんだお手玉を投げ上げ、その間に右手の甲のお手玉を床に落として、投げ上げたお手玉を右手の甲でキャッチする。2〜3を繰り返す。
4.5cm×9cmの色違いの布を2枚ずつ用意する。 |
色違いの布を1枚ずつ、図のように中表で重ねる。Aの辺から左に向かって、縫い代3mmで並縫いをする(糸は切らずに3へ)。 |
次にBとBの辺を重ねて、Aの辺を縫った続きの糸で、同じように並縫いする。さらに、CとCの辺も重ねて同じように並縫いし、糸を玉どめして切る。 |
3の工程が終わると、図のような形の布になる。2つ目も同様に作る。 |
4を図のようにたたみ、中表に重ねて縫い合わせていく。まずは●と●を合わせて、端から縫い代3mmで縫い進め(最初の一針は、返し縫いをする)、糸を切らないように、残りの辺も順に重ねて、小豆を入れる1辺(返し口)を残して縫う。 |
返し口から5を表に返す。返し口から小豆を入れる。 |
小豆を入れたら、返し口をまつり縫いで縫い合わせて完成。 |
新聞や大きめの紙で、すぐに作れる紙鉄砲。「昔よくやった!」という方も多いのではないでしょうか。見た目の割に大きな音が出るので、思いっきり鳴らすと子どもは大喜び! 大人も気分がすっきりします。親子で作って楽しく遊びましょう。
図のように、半分に折って中心に折り目をつける。中心線に合わせて四つ角を折る。 |
角と角を合わせて、半分に折る。さらに半分に折る。 |
図のように開く。裏返して反対も開く。 |
図のように半分に折る。 |
はじっこを持って振り下ろして鳴らす。 |
4の工程で図のように折ることで、2発銃(2箇所が開く)になります。2箇所開くので大きな音が鳴りますよ。ぜひ試してみて! |