大きな体に優しい瞳、3頭の家族で仲良く暮らす、カバのズーさん、マイさん、ソラちゃん一家の生活を紹介します。
●カバ
アフリカ大陸のサハラ砂漠以南の池や川にすむ。夜行性で夜に声を上げることもあり、その声を現地の人は「悪魔の笑い声」と呼ぶ。体重は雄が約3トン、雌が2〜2.5トンもあるが、筋肉質で運動能力は高く、時速40kmほどで走る。
Vol.3 日暮れから元気なカバさん一家
園で暮らすカバは、お父さんのズーさん、お母さんのマイさん、そしてまな娘のソラちゃん。最近では“最強動物”として知られる彼らですが、実はとてもびっくり屋で、背後からそ〜っと近づくと、驚いて逃げ出します。そして、しばらくする
と今度はおもむろに振り返り、大きな口を開けながら、「オウ、オウ、オウ!(びっくりさせないで!)」と怒ったように向かってくるのです。
「いつ見ても水の中でじっとしているだけ」と思われがちですが、これは怠け者だからではなく、暑さや乾燥に弱いため。でも、夕方や朝は活発で、朝食を食べる様子も毎日公開していますよ。しかし、もりもり食べ、あっという間に「ごちそうさま〜」になってしまうので、見られなくても許してくださいね。