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動物園日記 「動物園日記」では、飼育員さんに聞いた、動物たちのとっておきの話を紹介します。

ぬいぐるみのようなかわいらしさが人気のレッサーパンダ。さまざまなしぐさのどれをとっても、キュートな3頭です!

●レッサーパンダ
中国南部からヒマラヤにかけての高地に生息する。体長は50〜65cm、体重は3〜6kg。主食はささや竹の葉。そのほかに果実など甘い物が好き。肛門線から特殊なにおいを出し、自分の存在や縄張りを知らせるため、頻繁ににおい付けの行動をする。

りんごをくわえた、ライライ
 
東武動物公園 飼育員 丹野さん

Vol.5 愛くるしさは3頭3様

 3頭が暮らす飼育場の前では、いつも「かわいい〜」という歓声が上がっています。ライライは用心深くて、リンゴをあげてもすぐには受け取らず、そろそろと近寄り、様子を見てから食べます。チヒロはきれい好きで、リンゴを一切れ食べるごとに手をぺろぺろとなめます。でも、肝心な食べ方は大きく口を開け、クチャクチャ音を立てるお行儀の悪さ。ココロは活発で、チヒロを誘ってじゃれ合いますが、しつこいと軽くかまれることも。「遊びたくて仕方がない〜。でもかまれたくない」と、もがく姿も愛くるしいですよ。
 レッサーパンダと言えば、2本足で立ち上がっている姿勢が有名。3頭の立ち姿を見に来てください。いないなと思ったら木陰でお昼寝中。寝ている姿ももちろんかわいいですよ!

取材協力/東武動物公園 イラスト/大島未来
※動物の展示は、成長に応じて変更になることがあります。

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