子どもが園にいるときに地震が起こったら…
まずは自分の身を守ること
すぐに子どもの元に駆け付けたい」と思うのが親心ですが、無事に再会するためにも、まず自分の身を守りましょう。特に園から離れた場所で被災した場合、むやみに動かないこと。大きな地震の後には、大きな余震も起こります。余震で建物が倒壊し、窓ガラスや壁材が落ちてくることもありますし、火災が起きる可能性も。動くほどリスクが高まることを覚えておきましょう。「園での安全が確保されているなら必ず会える」と、落ち着いて考えることが大切です。
大きな地震があった後は、すぐに迎えに行けないことを普段から子どもに話しておきましょう。「時間がかかっても必ず迎えに行くから、先生と一緒に待っていてね」と約束しておけば、子どもを必要 以上に不安にさせずに済みます。
●保護者が迎えに行くまで、子どもを保護してもらえるか
●園に食糧などの備蓄が十分にあるか
●どんなとき、どの避難所に移動するか
●安否確認の方法
などを園に確認しておきましょう。園に話をすることで、園の地震に対する意識もより高まるでしょう。
保護者からの電話が殺到すると、重要な電話がつながりにくくなるだけでなく、園の先生方がその対応に追われ、子どものケアに支障が出ることも考えられます。地震直後は、園へ直接電話するのは避けましょう。