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特集 いざというときに…… 家庭でできる応急処置

子どもがよく行いがちな危ない行動や、遊びの中で気をつけたいポイントをシーン別にまとめました。自己チェックで、ケガや事故の防止につなげていきましょう。

よくある子どものけが
お出かけで
 
 
よくある子どものけが

□道路を歩くときは手をつないでいますか?
□大人が車道側を歩いていますか?
□理解できる年齢になったら、子どもに交通ルールを教えていますか?
□車ではチャイルドシートを使用し、シートベルトを締めていますか?
□車のドアや窓をきちんとロックしていますか?
□車のドア開閉時に、子どもの手足の位置を確認していますか?
□自転車で補助イス(ガード・ベルト付き)とヘルメットを使用していますか?
□子どもを自転車に乗せたまま、自転車を離れていませんか?

■外出の時はこのような点に注意を…
子どもは突然、興味のある物の所へ走ったり、ひとりで先に進みたがったりすることがあります。外出時は、必ず手をつなぎましょう。車では急停止に備えて、チャイルドシートやシートベルトを忘れずに使用することが大切です。また自転車は子どもを乗せると重さが増します。両手でハンドルを操作するようにしましょう。

外遊びで
 
 
よくある子どものけが

□靴のサイズは合っていますか?
□安全な服装で遊んでいますか?(フードやひものない服装で)
□子どもの居場所をいつも確認していますか?
□段差やつまずきやすい物に注意をしていますか?
□遊具の安全確認をしていますか?(破損していないか)
□遊具で危険なことをしていませんか?(能力に合った遊び方・ルールを守った使い方か)
□危険な物を持って遊んでいませんか?(木の枝・くぎ・石など)
□水遊びは大人と一緒にしていますか?(プール・池など)
□三輪車や自転車は車の来ない場所で乗っていますか?

■外遊びの時はこのような点に注意を…
頭が大きく重心の高い子どもは、バランスがとれずに転ぶことがあります。子どもがいる場所や動きから目をそらさないようにしましょう。また、遊具は年齢や能力にあった物を選び、ルールを守って使うように教えましょう。

家で
 
 

けが防止

よくある子どものけが

□滑ったりつまずいたりする物はありませんか?(じゅうたん・コードなど)

□風などでドアが突然閉まらないようになっていますか?(ドアクッションなど)

□包丁やはさみなどの刃物は子どもの手が届かない場所に置いていますか?

□歯ブラシやはし、スプーンなどをくわえて走っていませんか?

転落防止

□階段に滑り止めや手すりが付いていますか?
□高い台やイスに登っていませんか?
□ベランダや窓の柵は十分な高さですか?
□ベランダや窓の近くに踏み台となる物はありませんか?

よくある子どものけが

やけど防止

□ストーブやヒーターはガードを付けていますか?
□ポットや炊飯器は子どもの手の届かない場所に置いていますか?
□熱い食べ物やアイロンに触れないように注意していますか?

よくある子どものけが

誤飲防止

よくある子どものけが

□医薬品、化粧品、洗剤などは子どもの手の届かない所に置いていますか?

□あめ、ゼリー、おもちなどを食べる時は飲み込んだりしないように注意をしていますか?

□タバコの吸い殻や飲み残しのアルコール飲料はきちんと処理していますか?

□口、鼻、耳の中に小さい物を入れて遊んでいませんか?

■家の中ではこのような点に注意を…
子どもの手の届く所には、洗剤や刃物などの危険な物を置かないようにしましょう。子どもは高い所に登ることに興味があります。安全な家具の配置を考えたり、行動を見守ったりすることで事故の防止に努めましょう。歯ブラシやはしなどの道具は、正しい使い方を教えることが大切です。